俳優・山下智久が主演を務め、2022年4月にNHKで放送された人気ドラマ『正直不動産』の映画化が決定しました。すでにクランクインしており、2026年の公開を予定しています。山下智久にとって、これは8年ぶりの日本映画出演となり、さらには彼の芸能生活30周年という記念すべきタイミングでの公開となります。今回は、映画版『正直不動産』の詳細についてご紹介します。
『正直不動産』とは？
『正直不動産』は、小学館「ビッグコミック」にて連載中の人気漫画が原作（漫画：大谷アキラ／原案：夏原武／脚本：水野光博）。『クロサギ』の原案を手掛けた夏原武が、不動産業界の裏側をリアルに描きつつ、ユーモアを交えた社会派作品として人気を博しました。
物語は、不動産営業マン・永瀬財地（ながせ・さいち）がある日を境に「嘘がつけなくなった」ことから始まります。不動産業界では顧客と業者の間に情報格差があり、利益優先の取引が行われることも少なくありません。しかし、嘘をつけなくなった永瀬は、誠実さと正直さだけを武器に業界の荒波に挑んでいきます。彼の成長とともに、後輩社員・月下咲良（つきした・さくら）との関係性や、さまざまな人々とのエピソードが織りなされる痛快ビジネスコメディです。
映画化決定！キャスト・スタッフのコメント
山下智久のコメント
「皆さんの応援のおかげで、『正直不動産』の映画化が実現し、とてもうれしく思います。シーズン1、そしてシーズン2を経て、さらに成長した個性豊かなキャラクターたちと、不動産を通して織りなす愛と友情、そしてクスッと笑えるちょっとしたファンタジーが詰まった作品になると思います。劇場版では、新たな挑戦をしながら、さらにパワーアップした“正直”旋風を巻き起こせるよう頑張ります！」
福原遥のコメント
「また月下としてあの世界に戻ってこられると思うと、今から撮影が楽しみで仕方ありません！こうして映画化できたのは、いつも応援してくださっている皆様のおかげなので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。素晴らしいキャストやスタッフの皆様と一緒に、最高の作品をお届けできるよう全力で挑んでまいります！」
原作漫画・大谷アキラのコメント
「2017年に連載開始し、多くのドラマ化オファーがありながらもなかなか決まらず、長い道のりを経てNHKでのドラマ化が実現しました。そして今、劇場版という大きなステップへ進むことができ、本当に感慨深いです。キャストやスタッフ、応援してくださる皆様のおかげで、物語はさらに広がっていきます！」
原作原案・夏原武のコメント
「2シーズン、2本のスペシャルドラマ、そしてついに映画化！『正直不動産』は本当に幸せな作品です。劇場版はスケールアップし、最高のスタッフとキャストによる魅力的な物語になっています。2026年の公開を心待ちにしています！」
劇場版『正直不動産』の見どころ
1. 映画ならではのスケールアップしたストーリー
ドラマ版では描き切れなかった新たなエピソードや、不動産業界のさらに深い部分がスクリーンで展開されることが期待されます。原作の持つリアリティとユーモアをどのように映画化するのか、ファンにとっても楽しみなポイントです。
2. 山下智久の新たな挑戦
山下は「演技とは別のことにも関わらせてもらった」とコメントしており、映画版では新たな挑戦があることを示唆しています。演技以外にどんな形で作品に関わっているのか、期待が高まります。
3. おなじみのキャストが再集結
福原遥をはじめ、ドラマ版のキャストがスクリーンに帰ってくることが決定しています。彼らの掛け合いや、成長したキャラクターたちの姿を大きなスクリーンで観ることができるのは、ファンにとって大きな魅力です。
4. “正直不動産”旋風再び！
ドラマ放送時には、不動産の裏事情を学べる作品として話題を呼び、多くの視聴者にとって学びの多い作品となりました。映画版でも、リアルな不動産業界の描写に注目が集まりそうです。
まとめ
映画版『正直不動産』は、2026年公開予定。山下智久にとって8年ぶりの日本映画出演となる本作は、彼の芸能生活30周年を祝う作品にもなるでしょう。原作の持つ社会派なテーマを映像作品としてどのように昇華するのか、そして新たなストーリー展開に期待が高まります。
今後の続報も楽しみにしながら、映画館で“正直旋風”が巻き起こる日を心待ちにしましょう！
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